健康診断の手引

検査の意味と検査値の読みかた、活用のしかた

尿の検査

尿中微量アルブミン

何がわかるのか

アルブミンは尿蛋白の主な成分です。糖尿病や高血圧による腎障害などの極めて初期に、微量のアルブミンが尿中に排泄され、それを検出する鋭敏な検査として臓器障害の検出に用いられています。通常の尿蛋白検査では検出されません。

おおよその目安 ― 検査値の判定と対策

微量アルブミン量判定対策
30mg/L未満正常健康
30mg/日未満
20μg/分未満
30〜299mg/L微量アルブミン陽性早期の臓器障害あり。
より厳重な管理を受けます。
30〜299mg/日
20〜199μg/分
30〜299mg/クレアチンg
300mg/L以上尿蛋白陽性と同じ。
(通常の方法でも検出される。)
軽度〜中等度以上の腎障害あり。
医師の管理が必要。
300mg/日以上
200μg/分以上

測定のときの注意

尿中の微量アルブミンは、運動、発熱、体位などでもみられます。

通常の方法による尿中蛋白陽性のときは、測定の意義はありません。

どうすればよいのか

尿蛋白検査と同じです。

尿中微量アルブミン陽性で糖尿病や高血圧、うっ血性心不全のある人は、これらによる腎障害や臓器障害が出現し始めたと考え、より厳重な日常生活の是正や医師の管理を受けてください。

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