健康診断の手引

検査の意味と検査値の読みかた、活用のしかた

糖尿病、痛風の検査

ヘモグロビンA1c(HbA1c)[血液]

何がわかるのか

血糖が高い状態が長く続くと、ヘモグロビンなどの蛋白にブドウ糖が結合し、その割合が増加します。

その割合を測定すれば、過去4〜8週間の血糖の異常をみることができ、血糖がうまくコントロールされているかどうかを判定できます。血糖は食事の有無で変わるため、現在では最もよい糖尿病の検査とされています。

おおよその目安 ― 検査値の判定と対策

値(%)判定対策
低値再検査を行って低血糖の確認をし、低下の要因を調べます。

4.6~5.5
正常
(軽度上昇)糖代謝異常の疑い。良いコントロールの糖尿病糖尿病の有無の検査を受けます。
(中・高度上昇)
コントロールの悪い糖尿病。または糖尿病の合併症が増加する。糖尿病の有無の検査を受けます。
すでに糖尿病の場合は治療を強化します。

測定のときの注意

食事摂取の有無には関係ありません。いつでも検査が受けられます。

HbA1cはHbA1の分画の1つで、HbA1の測定を行うこともあります。この場合の正常値は8.2%以下です。

腎不全、アルコール多飲後、ビタミンCやアスピリンの多量摂取などで高くなることもあります。

どうすればよいのか

血糖、尿糖の結果と合わせて判定します。

糖尿病の場合は、血糖の項に示した日常生活上の注意を守ってください。

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