健康診断の手引

検査の意味と検査値の読みかた、活用のしかた

貧血の検査

血小板数略号:Pl,PLT

何がわかるのか

血小板は、出血を止める働きをもっています。

血小板数を計ることにより、各種の血液疾患の診断や出血しやすい人の原因の解明に役立ちます。

血小板が増加する病気には原因不明の本態性血小板症、多血症、慢性骨髄性白血病、慢性感染症(リウマチなど)、出血、悪性腫瘍などがあり、減少する病気には抗がん剤の使用、再生不良性貧血、急性白血病、ウイルス感染、アレルギー、肝硬変などがあります。

とくに最近、肝硬変で減少し、その指標に用いられています。

胃のピロリ菌感染で減少する場合があることも分かってきました。ピロリ菌の除菌で改善します。

おおよその目安 ― 検査値の判定と対策

標準値(×104/μL)判定対策
血小板減少症原因を調べるために精査します。
軽度減少症検査をくり返して経過を観察します。
男性:13.1~36.2
女性:13.0~36.9
正 常
軽度増加症検査をくり返して経過を観察します。
血小板増加症原因を調べるために精査します。

測定のときの注意

自動血球計算器による場合、抗凝固剤としてエチレンジアミン四酢酸(EDTA)が用いられていると、ときにEDTAで凝集が生じ、血小板減少という結果になることがあります。EDTAを用いない直接法で測定し直します。

どうすればよいのか

念のため、再検して確認し、必要により原因の精査を行います。

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