健康診断の手引

検査の意味と検査値の読みかた、活用のしかた

循環器の検査

頸動脈エコー検査(頸動脈超音波検査)

何がわかるのか

動脈の血管壁へのコレステロールなどの沈着による動脈硬化の状況をみる検査です。

頸動脈は体の外から超音波検査ができ、頸動脈の動脈硬化は脳梗塞の予測指標とされています。生活習慣病やメタボリックシンドロームのある人は、動脈壁の肥厚とそれによる血管の内腔の巾が狭くなっています。

Bモード法による総頸動脈の縦面を画像に写し、血管壁の厚さを測定し、またプラーク(血管壁のコレステロールなどのたまったもの)を観察します。

①外膜の内側と内膜の間を内膜中膜複合体
(IMT)とよび、この厚さを測ります。

②プラークの厚さと状態をみます。

おおよその目安 ― 検査値の判定と対策

IMT(mm)判定対策
~1.0正常
軽度病変年1回の定期検査を受け、経過を観察します。
中・高度病変(プラークの性状と肥厚度合により判定)生活習慣の是正、半年から1年ごとの経過観察、あるいは血管造影検査(MR)、全身の動脈硬化検査を受診します。

※ 内出血あり、潰瘍性プラークあり、血管腔狭窄50%以上

どうすればよいのか ― 日常生活上の注意

中等度以上のある人は、生活習慣の是正に努めましょう("どんなライフスタイルが望ましいのか"の項を参照してください)。

定期的な経過観察をするために検査の受診を続けましょう。

高度病変の人は、指示により、医師の精密検査を受けてください。

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