健康診断の手引

検査の意味と検査値の読みかた、活用のしかた

乳がんの検査

乳房超音波検査(エコー検査)

何がわかるのか

人に無害な超音波をあてて、返ってくるエコー像から腫瘤の形、内容などを調べます。

触診で触れた腫瘤の質が何かを調べるのに役立ちます。例えば、乳腺症を腫瘤として触れた場合、腫瘤が本当にあるのかを調べます。

マンモグラフィーで発見された異常所見が、腫瘤か、充実性か、のう胞性かを調べたり、若年女性の"硬い乳房"の区別にも用いられます。

おおよその目安 ― 検査所見の判定と対策

所見判定対策
(悪性所見と考えられるもの)
 ①不整形で境界粗ぞう
 ②境界部高エコーあり像、帯状で不規則
 ③前方、後方乳腺境界線断裂
 ④内部不均一
 ⑤後方エコー消失
 ⑥縦横比大
カテゴリー
3, 4, 5
専門医の精密検査を受けてください。
(良性所見と考えられるもの)
 ①内部エコーなし
 ②内部均一
 ③明らかな悪性所見なし
カテゴリー
1,2, 3
線維腺腫、のう胞、乳腺症であることを確かめてもらいます。

カテゴリー説明推奨
1異常所見はない。正常のバリエーションを含みます。要精査としない。
2明らかな良性所見を呈します。
3ほぼ良性と考えられるが断定できない。2年間は半年ごとに経過観察あるいは穿刺吸引細胞診を含み、さらなる検査が望ましい。
4悪性と考えられるが断定できない。穿刺吸引細胞診や生検が望ましい。
5明らかな悪性所見を呈します。適切な治療を要します。

「乳房超音波診断ガイドライン」2008年による

どうすればよいのか

マンモグラフィーと同じです。

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