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予知・予防効果や費用対効果の高い
検査が受けられます

予知・予防効果や費用対効果の高い検査の紹介

肝がん検診として

肝臓がんの発症リスクを知るために、血液検査によるB型・C型肝炎検査があり、全国で、既に多くの方々が受けられています。



胃がん予知・予防健診として

胃がん検診といえば、バリウムを呑んで検査台の上で右や左を向き、逆さまになったりしてレントゲンをあびます。その後下剤を呑んで出かけられない、便秘が心配などと面倒です。異常があれば結局内視鏡(胃カメラ)を呑みます。これから効率的に逃れる胃健診として、血液による「胃がんリスク層別化検査」があり、胃がんの主因となるピロリ菌の感染と、がん発生母地となる胃炎の有無を調べます。胃がん発生前に発症の危険度を層別化し、危険度の高い人には直接内視鏡を継続的に受け、抗がん剤投与や開腹手術ではなく、極めて負担の少ない内視鏡手術で対処する胃がん予知・予防健診があります。手軽さゆえに、レントゲン検査よりも受診者数が3倍、胃がん発見数は10倍以上に増え、そのうち7割が早期がんの段階で発見され、胃がん発症者を1人発見するコストは1/12以下まで減少しています。200ケ所以上の事業所・健保組合で実施されています。



子宮頸がん予防健診として

子宮頸がん発症者の99%がヒトパピローマウイルス(HPV)に感染していたと報告され、その感染が直接的な原因となる極めて珍しいがんです。その罹患数は20~30歳代に多く、最近急増し、死亡者数も若年層で増加傾向にあります。進行しての発見では、妊娠・出産が先のことでもその可能性を奪ってしまい、命が助かっても子宮を失っては超少子高齢化に深刻な影響を与えます。この事態に、厚労省は子宮がん検診の対象年齢を30歳以上から20歳以上に引き下げたほどです。多くの先進国は、子宮頸がん検診を例外なく実施し、受診率が高く、患者・死亡者数とも少ない。両者の数が欧米より遙かに多い日本の受診率は、24%に過ぎません。この低受診率は、「恥ずかしい」「面倒だから」等が大きな理由です。自宅等での自己採取ならば、多くの未受診者を受けやすくして受診率アップに活用され、継続的な受診は、がんの早期発見だけでなく、がんになる手前の病変(異形成)で見つけることができます。この自己採取は、医師採取とほぼ同じ病変検出率があります。



動脈硬化性疾患予知・予防健診として

行政主導で全国的に行われているメタボ健診(特定健康診査)の目的は動脈硬化性疾患の予防ですが、特定健康診査のどの検査も血管そのものの動脈硬化を見ているわけではありません。脳梗塞・心筋梗塞等の主因となる血管そのものの動脈硬化はCAVIで検査でき、その発症リスクの程度を知ることができます。腹囲(腹腔内脂肪)や高血圧、糖・脂質代謝異常は動脈硬化を促進しますので、これらの異常値がCAVI高値に合併していれば、発症リスクを明らかに高めます。高血圧や糖・脂質代謝異常が合併しないように生活習慣を改善し、既に合併していればそれらに対する生活習慣の改善や破綻的な動脈硬化性疾患発症予防のための治療(投薬等)を行い、CAVI検査等の継続的な受診によってリスクの改善を観察することができます。

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